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三重の「伊勢醤油本舗」の地醤油『伊勢醤油』で感じる。その土地の素材と風土に合ったものを作る大切さ。

全国仕込み情報

みなさま、こんにちは。仕込み女子部PRチームのサリーです。
今回オススメの仕込み情報がテーマということで、今も忘れられない美味しいお醤油についてご紹介します。

たまり醤油とこいくち醤油のいいとこどり。「伊勢醤油本舗」の『伊勢醤油』

突然ですが、みなさまは伊勢神宮を参拝されたことはありますか?
私は昨夏伊勢神宮を訪れたのですが、参拝帰りに立ち寄ったおかげ横丁という商店街の中で「伊勢醤油本舗」さんの『伊勢醤油』を見つけました。
鉄板で焼かれた醤油の香ばしい匂いに誘われて早速焼うどんを食べてみたところ、今まで食べた醤油味の焼うどんよりも醤油味が濃くてとても美味しかったのです。

後で調べてみると、『伊勢醤油』『は「たまり」のようなまろやかで深いうまみと、華やかな「こいくち」のかおりを合わせもっている、いいとこどりの醤油だったのです。

『伊勢醤油』の美味しい活用法

醤油には「こいくち」・「うすくち」・「たまり」・「さいしこみ」・「しろ」と五種類の分類がありますが、愛知・岐阜・そして伊勢神宮のある三重を中心に作られているのが「たまり」です。
家庭で一般的に使われているこいくちしょうゆよりも大豆の量が多いので、色味が深くて独特なコクとうまみがあるのが特徴です。

『伊勢醤油』はお寿司やお刺身、冷ややっこなどにかけても美味しいですが、個人的にはやはり焼うどんがオススメです。
『伊勢神宮』で有名な伊勢うどんのあの独特の色も見てると、塩辛いのではないかと思われますが(食べるまでは私もそう思っていました)、醤油の味もうまみも濃く、それでいてさらっとした後味なので大変美味しくいただけますよ!

その土地で取れるものを使って、その土地でつくるからこそ生まれる「地醤油」

そんな『伊勢醤油』は史実に則り三重県産大豆と三重県産小麦を使って仕込みをされているそうです。

醸造は、その土地の原材料を使ってその土地の蔵で仕込むからこそ、その土地ならではの食品が生まれてきます。
地酒や地ビールと同じように「地醤油」があってもいいのではないでしょうか。(HPから抜粋)

その土地で取れるものを使って、その土地の風土に合ったものをつくる。
簡単なようで大変難しいこのフレーズに強く共感を覚えました。

また『伊勢醤油』はその美味しさが認められ、毎年12月に一年間の自然の恵みに感謝を込め、また翌年の豊穣を祈願して伊勢神宮に奉納されているのだそうです。
みなさまも伊勢神宮に参拝される際には、ぜひ訪れてみてくださいね!

伊勢醤油本舗
三重県伊勢市宇治中之切町52
http://www.isesyoyu.jp/

 

サリー

千葉県在住・会社員 子供の頃から1日1食は味噌汁を飲まないと気がすまない味噌好き。 5年前からパン教室に通い、熱中するうちにパンの発酵に興味を持つ。 調べて...

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