醤油麹が味の決め手!失敗なしの『秋鮭とキノコの炊き込みご飯』で秋を感じる
皆さん、こんにちは。仕込み女子部やちこです。
すっかり秋も深まり、新米の出回る時期になりました。
皆さん炊き込みご飯はお好きですか?私は大好きです!でも、いざ炊き上がりに味見をしてみると、なんだか味が決まらないなぁと思うことが度々ありました。そんな私が失敗なく炊き込みご飯を作れるようになったレシピを今日はご紹介します。
使う調味料はなんと、たった1つ。それは、醤油麹です。
麹の甘みと、素材の旨味を引き出す力で、醤油麹だけでとても美味しく仕上がります。また、麹を入れてご飯を炊くと冷めても固くなりづらく、お弁当やおにぎりにも最適です。
今回は、『秋鮭とキノコの炊き込みご飯』をご紹介します。
秋鮭とは秋に獲れる白鮭のことで、脂が控えめでさっぱりと食べれます。鮭は、高たんぱく・低脂肪なヘルシー食材で、ビタミンやEPA・DHAもたっぷり含まれており、身のピンク色には抗酸化作用もあります。
キノコ類には食物繊維がたっぷりと含まれていて、腸内の老廃物を外に出し、腸内環境を整える効果があります。
夏の疲れが出始める時期、免疫が落ちた体や腸を整えてくれる組み合わせです。
お疲れ気味の身体にもぴったり。秋の味覚がぎゅっと詰まった『秋鮭とキノコの炊き込みご飯』
秋鮭とキノコの炊き込みご飯
材料(4人分)
お米 2合
秋鮭 1切
きのこ お好みで(今回はしめじ2/3パックを使用)
醤油麹 大さじ2
作り方
【下準備】
・お米は研いで30分程浸水した後水気を切っておく
・きのこ類はほぐしておく
1.炊飯釜に研いだお米と醤油麹を入れる。
2.目盛のところまでお水を入れ、軽く混ぜる。
3.具材を乗せ、炊飯スタート。
4.炊き上がったら、鮭の骨を取り除き、混ぜる。
※炊き上がり後、味が薄いと感じたらお塩を少し振ってください。
※お好みで炊き上がり後にバターを少し入れて混ぜても美味しいです。
基本的にお米1合に対して大さじ1杯の醤油麹ですが、お使いの醤油麹やお好みで加減してください。
具材は、鶏肉とゴボウ、人参や、サバの切り身と蓮根などアレンジはいろいろ。
お肉やお魚を入れた方がダシが出て旨味が増すので、入れるのがおススメです。
終わりに
炊き込みご飯を作ると、小さい頃の遠足を思い出します。必ず母にリクエストをして、嬉しくて待ち遠しくて、ガス釜の前で炊き上がるのを待っていました。何十年経っても、小さい頃の食べ物の記憶は、色褪せなく残っています。(私が食いしん坊だからかも知れませんが・・・)
この炊き込みご飯が、誰かの記憶に残るメニューになったら嬉しいです。
行楽シーズンの秋、食欲の秋、ぜひ一度お試しください。